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広島県連の活動

2025年度第1回組合員・役職員研修会を開催! 広島県生協連

研修風景

 6月25日(水)総会終了後、2025年度第1回組合員・役職員研修会を80名の参加で同会場にて開催しました。

 社会福祉法人協同福祉会(以下、協同福祉会)あすならホーム西の京施設長 大國航氏、あすならホーム今小路施設長 加藤隆司氏を講師に招き「組合員のくらしの安全・安心を協同の力で実現する〜組合員を元気な時から人生の最期まで支える協同福祉会の実践から学ぶ。人間力回復「10の基本ケアの魅力」〜をテーマに、人間の老い人生の終末、尊厳を護るケアの在り方について学ぶ機会となりました。

大國 航 氏 加藤 隆司 氏

 協同福祉会は1998年に奈良県にあるならコープ組合員・市民の参加と3億7千万円の募金で設立されました。設立当初は特別養護老人ホーム1か所でしたが「施設に入所できない在宅の人をどうやって支えるべきか」を職員、組合員、職員で学習を積み重ね、地域の中に小規模多機能等の地域密着型事業やデイサービス、ケアプランセンター、サロンなどを兼ね備えた複合拠点を整備してきました。サロンや学習交流会、つながり連絡員制度で構成される「安心支援システム」と介護保険事業の「安心ケアシステム」で、元気な時から関わりお互いに顔見知りになり、困ったときにはすぐに支援するといった長いお付き合いの中で、その人の生きてきた歴史や希望を理解し最期まで尊厳をもって関わる考え方が10の基本ケアの魅力です。実際に協同福祉会設立前から活動してこられた一人暮らしの組合員の方が、認知症を発症し、遠方に生活する家族も仕事を辞めずに自宅で最期まで過ごされた事例では、本人の「自宅で死にたい」といった自己選択・自己決定を尊重し本人、家族と何度も話し合いながら支え、職員に見守られながら最期を迎えた事例が報告され、参加者からは「私もこのような形で最期を迎えたい」といった感動の声が出されました。

会場参加者からの発言 広島中央保健生協 田中専務理事

  講演の後に2020年から協同福祉会に指導を受けている4生協(生協ひろしま・広島中央保健生協・広島医療生協・福山医療生協)専務理事から、指導を受けて改善してきた取り組みや事業展開、10の基本ケア実践の状況について報告があり、元気な時から人生の最期まで支える実践と共に協同組合間協同の大切さが確認されました。

以上

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