「2025年新春のつどい」を開催!
日本被団協ノーベル平和賞受賞をお祝いしました

1月22日、ワークピア広島において、2025年新春のつどいを日本被団協ノーベル平和賞受賞の式典と記念講演の2部構成で開催し、会員生協の組合員や役職員、友誼団体など約100名の参加がありました。
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【開会挨拶】
岡村広島県生協連会長 |
最初に主催者を代表して広島県生協連 岡村 信秀会長理事より日本被団協ノーベル平和賞受賞に対するお祝いの言葉を述べ、広島における被爆者団体と生協との連携した取り組みの歴史を報告し、被爆80年を迎えるにあたって“戦争も核兵器もない平和な世界の実現”に向け一層の連帯を進める決意をすると挨拶がありました。
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【来賓挨拶】 松井広島市長 |
続いて、ご来賓の松井一實広島市長様より、ご挨拶をいただき、被爆者の地道な努力で核兵器禁止条約が発効されたこと、核保有国は存在するが、その国も一人一人の人間で構成されており、被爆者の訴えはその一人一人を動かすことが出来るものと信じ、ノーベル平和賞受賞を契機に、さらなる運動の発展に取り組みたいとお言葉をいただきました。
日本被団協代表委員 箕牧 智之様からはノーベル平和賞受賞が決定した時から授賞式までの報告があり、その後岡村会長から2つの広島県被団協の理事長である箕牧智之様、佐久間邦彦様へ活動支援金を贈呈しました。
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箕牧日本被団協代表委員 |
【支援金贈呈】
岡村会長・箕牧理事長・佐久間理事長 |
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会場の様子 |
記念講演は、「誰もが安心してくらせる持続可能な地域コミュニティをめざして〜賀川豊彦の思想に学び、平和・協同・連帯を創る〜」と題して、法政大学大学院教授 伊丹謙太郎様よりご講演をいただきました。
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【講演】
伊丹法政大学大学院教授 |
賀川豊彦の活動を4つの時代に区分し、“友として寄り添う”出発点から、組合運動・労働運動の体験から連帯(組織化)の発見、関東大震災発生から“災害救援と協同の思想”を構築させ、コミュニティから協同組合運動に発展させた時代、終戦と平和を希求する時代について分かりやすく報告されました。国際協同組合年である2025年を“賀川豊彦”と“社会的連帯経済”の100年の歴史をつなぎ、持続可能な社会(SDGs)をつくる年にみんなで取り組んでいきましょうと訴えられ、講演が終了しました。
以上 |