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広島県連の活動

広生協連発第2024-021号

2024年5月20日

アメリカ合衆国

ジョセフ・ロビネット・バイデン・ジュニア 大統領閣下

臨界前核実験に厳重に抗議します

 貴国が、2024年5月14日にネバダ州の核実験場で臨界前核実験をおこなったことに厳重に抗議します。

 臨界前核実験は貴殿の政権下で2021年9月以来3回目となりますが、緊迫する国際情勢下で、核保有国の核軍拡競争をさらに助長するものであり、世界が戦争も核兵器もない平和な世界づくりを希求していることに対する冒涜でもあります。

 貴国を含むG7各国首脳は昨年5月のG7広島サミットにおいて、核兵器のない世界の実現を目指すというメッセージを世界に向けて発信されました。また、貴殿は芳名録に「世界から核兵器を最終的に、そして、永久になくせる日に向けて、共に進んでいきましょう。信念を貫きましょう。」と記載されました。この度の実験はメッセージ、芳名録に逆行すると言わざるを得ません。

 被爆者の思い、核兵器廃絶を求める多くの人々の願いに背くものであり、今後一切の核実験を中止してください。

 広島は、原爆投下から79年を迎えました。今なお被爆者は、後遺症や過去の惨劇と深い悲しみを背負いながら、核兵器廃絶の先頭に立ち核兵器なき世界の実現を求めています。

 人類初の核兵器の犠牲になった被爆地ヒロシマで活動する私たちは、次世代に平和で豊かな地球を維持してバトンを渡す義務と責任があると思っています。そのためには、人類の生存そのものを脅かす核兵器ではなく、他者に配慮した誠実な対話を前提とした取り組みを進めるべきです。米国大統領閣下には、その先頭に立って平和な社会の実現に向けてリーダーシップをとっていただくことを願います。

広島県生活協同組合連合会

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