第50回広島県生協大会開催及び広島県知事表彰報告

誰もが安心してくらせる持続可能な地域コミュニティの実現と平和な世界をめざして

　広島県生協連は、10月20日（金）広島国際会議場にて、第50回広島県生協大会を開催しました。今年度は実参加とし、会員生協役職員、友誼団体等関係団体70名が参加しました。

広島県生協連合会岡村会長理事

右から新宅局長と 知事表彰者難波理事長、坂本理事長、 厚生労働大臣表彰者宗本理事長

日本生活協同組合連合会　新良貴氏

島根県邑南町地域みらい課 藤田氏

　岡村信秀会長理事より、本日ご講演いただくテーマ、環境問題、再生可能エネルギーについて、また、再来年被爆80年を迎えるにあたり、平和について被爆者の想いを継承し、楽しく暮らせる社会を築きましょうと主催者挨拶がありました。続いて、来賓の広島県環境県民局 新宅局長からご挨拶をいただきました。局長から地域貢献活動に対する感謝と、生協組合員相互の強化、地域に密着した活動など期待の言葉が述べられました。

　本年は、消費生活協同組合法の制定75周年を記念し、広島県知事表彰があり、長年にわたり生活協同組合の役員として組合の発展及び地域における生活の向上に寄与し、その功績をたたえて（広島県学校生協 難波隆宏理事長、広島中央保健生協 福山愼二理事長（ご欠席）、広島医療生協 坂本裕理事長）が受賞されました。また、10月23日に厚生労働大臣表彰を受賞される生活協同組合ひろしま 宗本干城理事長をご紹介しました。

　講演は、日本生活協同組合連合会サステナビリティ推進グループ新良貴泰夫様より「生協2030環境・サステナビリティ政策」と題して、現状の温暖化、生協の取り組み、政策の概要、コープサステイナビリティアクションなど事例を含めてご講演いただきました。

　続く、特別講演では島根県邑南町役場地域みらい課、藤田浩司様より「再生可能エネルギーで輝く『おおなん成長戦略』の目指すもの」と題して、邑南町の現状、邑南町が脱炭素先行地域に選定されるまでの経過や公共施設・民間住宅・農業と発電の両立の事例や脱炭素チャレンジ高校（島根県立矢上高校）との取り組みなど、邑南町が目指すまちづくりについてご講演いただき今後の脱炭素の取り組みに向けて大変参考になるご講演となりました。

　最後に難波副会長理事よりこの度の講演を聞き、次世代につなぐこと、また、今後、生協活動に活かして進めていきますと閉会挨拶があり終了しました。