2022年度初級職員研修会を開催しました
広島県生活協同組合連合会
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▲広島県生協連 横山副会長理事 |
広島県生協連は4月14日(木)、会員生協の初級職員(入協1年〜3年)を対象にした初級職員研修会を開催しました。
ここ2年コロナ禍において中止や縮小をせざるを得ませんでしたが、今年度は4生協70名が集まり開催することができました。
午前中は、広島県生協連の横山弘成副会長理事より「生協とは」と題して、生協の定義や特性、社会的役割について説明がありました。
また、新入職員へ「組合員の声を聴くということは相手の言葉だけでなく立場に寄り添うこと。そんな仕事の仕方をしてほしい。」と激励されました。
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▲広島県生協連 信野理事 |
次に、広島県生協連理事で広島医療生協の信野哲三専務理事より、「医療福祉生協がめざすもの」と題して、医療福祉生協の理念や災害支援の事例、取り組みについてのお話がありました。参加者からは、「生協とは組合員と支えあいながら活動していく組織だと分かった。」、「災害が起こった時にいち早く支援活動に取り組んだことを知り、協同組合の良さを改めて感じた。」、「理念や取り組みを学習し、組合員とのつながりの大切さ、職員のやりがいについて再認識できた。」など、感想が多数寄せられました。
午後の広島平和公園内の碑めぐりは、あいにくの雨のため室内でそれぞれのグループに分かれて碑めぐりガイドのお話、続いて山田寿美子さんによる被爆講話をお聞きしました。碑めぐりや被爆証言を通して今まで知らなかった当時の状況を知り、関心を持った参加者も多く、「一つ一つの碑に意味があり、平和への願いが込められていることを知った。」「子供の時に受けた心の傷は70年たった今も続いていると言われていたのが印象に残った。」「自分自身が平和について考える機会を持ち、発信していくことが大切だと思った。」など、様々な感想が寄せられました。
▲碑めぐりのお話し。真剣に聴いています
続いて、特定非営利活動法人ひろしまNPOセンターの松原裕樹専務理事からSDGsについて学習し、「SDGsと私の働き方」というテーマでグループ討議を行いました。
SDGsの具体的な内容を学び、17の開発目標の中から各々ができることを意見交換しました。SDGsは日々の業務の中でも取り組むことができ、それが地域や社会貢献につながることを再認識しました。
今年度も、様々な職種の人との交流や学びを通じて、生協職員としての自覚が育まれる場を提供することができました。
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