2022年新春のつどいを開催!
広島県生活協同組合連合会
1月19日(水)、ワークピア広島において、2022年新春のつどいを開催し、会員生協の組合員や役職員など116名の参加がありました。新型コロナウイルス感染症の猛威が拡大していることから急遽、実参加は広島県生協連常務理事会メンバーだけとし、講師も含めZoomを活用したオンライン参加に変更しました。
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▲岡村信秀広島県連会長理事 |
主催者を代表して広島県生協連岡村信秀会長理事からの年頭挨拶では、昨年10月24日にご逝去された坪井直 広島県原爆被害者団体協議会前理事長を偲んで、ヒロシマにおいて思想信条を乗り越え市民団体の連携に取り組んだ経緯及び「一滴のしずくがやがて大河となる」ように「地道な草の根活動と連帯が世界を動かす」こと、2012国際協同組合年を振り返った中で協同組合連携の意義と新たな社会建設の方向性について述べられました。
記念講演は、「いつまでも住み続けられるまちづくりをめざして〜異業種の法人で構成する事業協同組合〜」と題して、庄内まちづくり協同組合『虹』前理事長 松本政裕氏より講演をいただいきました。介護保険制度が始まる前の1997年から庄内医療生協・生協共立社・山形虹の会(社会福祉法人)・高齢者福祉生協の4社協のトップ定例会議を組織し、介護保険対応を協同ですすめる協議を行い、それにファルマ山形(薬局)・コープ開発(損保等)・産直センター(農民連)を加えた7つの異業種法人で構成する事業協同組合となる“庄内まちづくり協同組合『虹』”を2004年に設立しました。
その設立背景や内容、成果や課題を報告いただきました。
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▲松本政裕氏
庄内まちづくり協同組合『虹』前理事長 |
異業種の壁を乗り越えて、民主的に共同の事業を行い、個別の事業者だけでは実現しきれない諸要求を、協力、共同することによって解決を図り、いつまでも安心して住み続けられる地域づくりをすすめている実践を聞き、参加者から「広島県において、協同組合連携を生活者視線で進めていく参考になった。」などの感想が出されました。
地域性や各組織の条件など異なっても、「いつまでも住み続けられるまちづくり」を実現するという目的は同じであり、そのために克服しなければならないことなど大きなヒントをいただいた記念講演となりました。
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▲参加者からの質問の様子 |
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▲会場の様子 |
▲資料 |
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