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広島県連の活動

第6回県連生協ゼミナール・生協総合研究所公開研究会 開講!

広島県生活協同組合連合会


 広島県生協連は、会員生協の次世代を担う職員を対象にした登録制(30名)のゼミナールを6回シリーズで開講しています。生協で働く多様な職員が、生協の価値と理念に確信を持ち、未来志向で日々の業務に挑戦意欲と働き続けられ、生協の未来を担う職員育成に、あらゆるジャンルからゲストスピーカーをお招きして開講しています。

 最終回となる第6回は、1月23日にTKP広島本通駅前カンファレンスセンターにて受講生26名、オブザーバー8名、講師2名、事務局等9名、計45名の参加で開催しました。

 今回は、生協総合研究所との共催とし、生協の10年後を展望したビジョンづくりについて学びました。講師に日本生協連政策企画室板谷伸彦室長をお招きし「なぜ、いまビジョンなのか〜ビジョンづくりの価値」と題してご講演いただきました。後半のワークショップは、ファシリテーターの日本生協連政策企画室炭谷昇氏により、「生協のビジョンづくり その第1歩を踏み出す」をテーマに論議しました。

 講演では、「世界では、食品ロス問題や地球温暖化、平和問題など様々な課題がある中で、SDGsが重要視され多くの企業が取り組んでいる。」としたうえで、「つながる力で未来をつくる」ために、コープSDGs行動宣言に基づき誰一人取り残さない持続可能な世界、日本に向けて「地域ネットワークの一翼として役割を発揮」することが必要であると述べられました。さらに、広島でのビジョンを考える指針として、広島の現状と問題点について提起されました。

 ワークショップでは、「2030年ココが気になる」、「2030年こんな広島になったらいいな」という課題について意見交換し、「平和について」「男女平等」「住みやすいまちづくり」「未来の交通システム」「人気NO.1の企業になるためには」「楽しい広島」の6つのテーマでグループに分かれ、生協の「強み」を出し合いながら他団体との連携や新たな発想でアイディアを出し合い、未来の展望を話し合いました。

 最後に、岡村会長より「協同組合の主人公は組合員であり、地域や組合員にとってどのような運営をするかを考えることが大切。地域に根付くためには視野を広げること。そして学習、論議の積み重ねが大切である」と述べられました。

 今後も、広島県生協連では様々な場面で論議しながら、2030年に向けてさらなる生協の発展を担う職員を育成していきます。

▲講師 板谷室長 ▲ファシリテーター 炭谷氏
▲ワークショップの様子
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