広島県生協連　通常総会・第1回トップセミナーを開催！

　広島県生協連は、6月26日（水）メルパルク広島において、2019年度通常総会を開催。全議案とも満場一致で承認された。

　式典では、二人の来賓からご挨拶を頂いた。

　広島県の小川元史県民生活部長からは、「昨年の豪雨災害支援活動では、物心共に生協のご協力に感謝申し上げる。地域に密着した活動をしている生協との連携は不可欠。包括連携協定を基に連携を強め、今後とも県民の安全・安心なくらしの実現に向けて協力をお願いしたい。」との祝辞をいただいた。次に、JA広島中央会横山英治常務理事からは、「持続可能な社会の構築には協同組合間連携が大切であり、JAと生協の連携がますます重要になってくる。是非ともご一緒に取り組んで参りたい。」と祝辞をいただいた。

　議案提案の後、活動方針を深める報告では、介護看護合同事業所の取り組み、西日本豪雨災害支援活動、平和活動、新大学生協の活動について4人の代議員から報告があり、今年度の活動方針に沿って全力で取り組むことを確認した。

▲挨拶をする 岡村会長	▲挨拶をする 小川県民生活部長	▲挨拶をする 横山常務理事

＜2019年度第1回トップセミナー＞

　総会終了後、2019年度第1回トップセミナーを会員生協役職員、ワーカーズコープ等関係団体96名が参加して開催。講師に日本協同組合連携機構（JCA）青竹豊常務理事を招聘し、「SDGsと協同組合間連携〜連携した地域づくり〜」と題して講演があった。

　講演では、SDGsについての基礎知識と、弱体化する地域コミュニティの再生に向けて、協同組合の役割、協同組合間の連携について、先進事例をまじえながら分かりやすく説明があり、参加者からも大変好評で、連携の必要性、連携した地域づくりへの動機付けになった。また、会員生協から、SDGsを通じてビジョン、経営目標、行動計画に関するワークショップ開催の依頼もあり、これからの活動につながるセミナーとなった。

　今後とも、協同組合の基本理念のもと、良質で持続可能な地域社会の実現のため、2020県連ビジョンとSDGsを基軸とし、行政やJA等の協同組合との連携、連帯を強め、安心してくらし続けられる地域社会づくりに貢献する活動を推進していくことを確認した。

▲講師のJCA青竹常務理事	▲会場の様子