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広島県連の活動

2019年度初級職員研修会を開催しました

▲広島県生協連 高田専務理事

 広島県生協連は4月17日(水)、会員生協の初級職員(入協1年〜3年)を対象にした初級職員研修会を開催しました。

 生協職員の一員として生協の取り組み、社会的役割などについて理解する、県内の生協で働く仲間として親睦を図る場の提供は年々好評を得ており、今年度は、医療生協(92名)、購買生協(14名)、労済生協(4名)計6生協110名の参加でした。

 午前中は、広島県生協連の高田公喜専務理事より、「生協の多様性について」と題して、生協の成り立ちや特性、事業活動などを“共助”“協同”というキーワードを交えてお話しいただきました。

▲広島県生協連 盛谷常務理事

 次に、広島中央保健生協の盛谷専務理事より、「医療福祉生協がめざすもの」と題して、“いのち”をキーワードに、理念や取り組みについての講義を受けました。参加者からは、「生協の理念を学び、自分の思いと通じるところがあって、入協できてよかったと思った。」、「災害が起こった時にいち早く支援活動に取り組んだことを知り、協同組合の良さを改めて感じた。」、「理念や取り組みを学習して、地域や施設を超えて活動する組織であると知り、誇りをもって頑張りたいと思った。」など、感想が多数寄せられました。

▲碑めぐりの様子。
真剣に聴いています

 午後は、碑めぐりガイドによる平和公園内の碑めぐりに続き、入市被爆した元中国新聞記者の浅野温生さんより被爆証言をお聞きしました。碑めぐりや被爆証言を通して今まで知らなかった当時の状況を知り、関心を持った参加者も多く、「初めて知ることも多く、改めて平和な社会のために自分ができることをやっていきたい。」「被爆された方々の高齢化が進んでいるので、せめて自分の子供には原爆について話せるようになりたい。」など、様々な感想が寄せられました。

▲グループ討議の様子

 続いて、特定非営利活動法人ひろしまNPOセンター事務局長の松原裕樹さんからSDGsについて学習し、「2030に向けて自分たちに何ができるか考えてみよう」というテーマでグループ討議を行いました。SDGsを初めて知る参加者が多く、地域の課題や社会に貢献するために、17の開発目標の中からそれぞれができることを発表しました。今年度も、様々な職種の人との交流や学びを通じて、生協職員としての自覚が育まれる場を提供することができました。

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