初級職員研修会を開催しました
4月8日(金)、広島県生協連は会員生協の初級職員(入協1年〜3年)を対象にした初級職員研修会を開催しました。
研修会の目的は、
生協職員の一員として生協の歴史や取り組み、社会的役割などについての理解を深める。
県内の生協で働く仲間として親睦を図る。
として、84名のフレッシュな職員の参加がありました。
今年度は7生協、1事業連合、1関連会社からの参加で、
- 年齢は20代から50代
- 男性28名、女性56名
- 参加者の構成は、医療生協(62名)、購買生協(16名)、葬祭生協(2名)、その他(4名)でした。
午前中は、広島県生協連の高田専務理事より、「生協とは〜生協の歴史と生協の役割、職員の役割」、広島中央保健生活協同組合の盛谷専務理事より、「医療福祉生協がめざすもの」広島県生協連の戸田真紀理事より、「組合員の立場から生協職員に期待するもの」と題して講義、質疑応答を行いました。
参加者からは、
「生協の理念や取組みを学び、生協がさらに好きになった。」
「医・福・食・住において、地域とも協同して、より良い暮らしを実現していきたい。」
「災害の支援活動や平和な社会への取り組みを知り、自分もその一役を担いたい。」
など、生協人としての意欲を新たにする感想が多数寄せられました。
午後は国立広島原爆死没者追悼平和祈念館に移動して、広島県原爆被害者団体協議会理事長の坪井直さんによる被爆証言の講話、碑めぐりガイドによる平和公園碑めぐり、会場に戻って「平和について自分たちがやらなければならないこと」というテーマでグループ討議を行いました。
被爆証言や碑めぐりを通して今まで知らなかった当時の状況を知り、関心を持った参加者も多く、グループ討議では様々な意見が出ていました。
「直接話を聞ける最後の世代ということを自覚して、次の世代につなげていきたい」
「それぞれの石碑に思いがあることを知り、皆に伝えたいと実感した」
「平和な社会はすべての活動の大前提であることを忘れずに医療活動に従事したい」
等、参加者は生協が平和活動に取り組む意義について様々な側面から感じ取り意見を述べていました。
今年度も、様々な職種の人との交流を通して、生協職員としての自覚が育まれる場を提供することができました。
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