初級職員研修会を開催しました!
4月9日(木)、広島県生協連は会員生協の初級職員を対象にした初級職員研修会を開催しました。研修会の目的は、生協職員の一員として生協の歴史や取り組み、社会的役割などについての理解を深める。県内の生協で働く仲間として親睦を図る。として、62名のフレッシュな職員の参加がありました。
今年度は4生協からの参加で、年齢20代から50代、平均年齢29歳、男性15名、女性47名で医療生協からの参加者が9割を占めました。
午前中は、広島県生協連の高田専務理事より、「生協とは〜生協の歴史と生協の役割、職員の役割」、広島中央保健生活協同組合の盛谷専務理事より、「医療福祉生協がめざすもの」以上2つの講義がありました。
参加者からは、「生協の組織や活動を知ることで“生協人”としての意識づけができた。」「広島土砂災害や東北大震災の支援活動を知り、生協の地域社会への貢献、平和な社会への取り組みに共感できた。」「生協の理念を学び、改めて素晴らしい組織だと思った。」など、生協人としての意欲を新たにする感想が多数寄せられました。
午後は碑めぐりガイドによる90分間の平和公園碑めぐり、会場に戻って國重昌弘さんによる被爆証言の講話、続いて「平和について自分たちがやらなければならないこと」というテーマでグループ討議を行いました。
碑めぐりを通して今まで知らなかった当時の状況や、碑の存在に心を動かされた参加者、被爆証言者の生の声を聴くことで関心を持った参加者も多かったようです。
「医療従事者として健康面でのサポートをするだけでなく、生協人として健康で平和なまちづくりにも貢献していきたい。」「個人の思いを集め皆の思いにしていけるのが生協の強みだから平和の尊さを伝えていきたい。」など生協が平和活動に取り組む意義について様々な側面から感じ取っていました。
最後の講義は広島県生協連の上田久子理事より、「組合員の立場から生協職員に期待するもの」でした。笑顔、あいさつの大切さ、組合員の声に耳を傾ける等、社会人として基本的なことを改めて学ぶことができました。
今年度も、様々な職種の人との交流を通して、生協職員としての自覚が育まれる場を提供することができました。
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