トップケーススタディ研修会in青森
青森保健生協と生活協同組合コープあおもり事業連携
あおもりコープフーズの取り組みを学びました。
10月2〜3日、広島県生協連は、会員生協のトップ層を対象にした、先進事例を視察するトップケーススタディ研修を企画し、青森県の医療生協と購買生協で事業開発された、(株)あおもりコープフーズのあおもりセントラルキッチンとサービス付高齢者住宅の事業について学びました。
1日目は(株)あおもりコープフーズのあおもりセントラルキッチンの施設と事業の現状を視察しました。病院や介護事業所への給食提供や見守りを兼ねた地域へのお弁当配食サービスを事業として取り組まれていました。もともと住み慣れた地域で「健康で安心して暮らしたい」という地域の声に、「生協がどう向き合えるか」その手法として生協間連帯を強化し、地域のまちづくりに貢献しようと、7年かけて準備された経緯があります。
それぞれの生協の強みを生かし、生協の横の繋がりを強めるように取り組まれた、青森県生協連の活動を知ることができました。
(株)あおもりコープフーズの鎌田敦子社長(青森保健生協専務理事)は、「今年4月に事業はスタートしたばかりで、新しい課題も見えてきた。全国的にも高齢化が進む情勢の中、この事業を通して生協の果たす役割が期待されている。それに答えることが、いのちと暮らしの安心を作るとともに、青森県の福祉の向上に貢献することになる」と、笑顔でお話しされました。
連携が大切
地域に根差した活動に、医療生協と購買生協のお互いの強みを活かしていけるように、これからの県連の果たす役割と地域との繋がりを創造していく大きなヒントになりました。1つの生協ではできなかったことも連携することで、「ゆりかごから墓場まで」生活協同組合の理想に近づくことができるのだと感じることができた研修となりました。(報告者 為政圭子)
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<右端が鎌田敦子社長> |
- 日 程:
- 2014年10月2日(木)〜3日(金)
- 場 所:
- 青森県(あおもりセントラルキッチン・サービス付高齢者住宅)
- 研修目的:
- (1)医療生協と購買生協による事業連携を学ぶ。
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- (2)社会福祉法人、医療生協、薬局法人による事業連携を学ぶ
- 参 加 者:
- 盛谷専務理事(広島中央保健生協)
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- 斉藤専務理事・本浦部長(広島医療生協)
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- 横山専務理事・岡崎部長(生協ひろしま)
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- 高田専務理事・為政(広島県生協連合会)
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