広島県と災害物資協定を締結
2012年6月13日(水)、広島県庁において、広島県生協連と広島県との「災害時における物資の調達等に関する協定」締結式を行いました。
阪神・淡路大震災翌年の平成8年7月に、日立造船因島生協・竹原生協・生協ひろしまの県内3つの生協が、それぞれ広島県と協定を結んでいたものを、県連へ一本化しました。
今回の協定には、県外生協との広域連携を明記した他、
- 広島県災害対策本部へ生協から「連絡員」を派遣する
- 生協の自主的な防災予防活動を推進する(地域の防災力向上へ寄与)
- 県の訓練等へ生協が参加し、連携強化を図る
ことなどが、新たに盛り込まれました。 また、緊急車両通行許可証の発行など、県の生協への協力についても記されました。
式のなかで湯崎英彦県知事からは、「事業連合を含む県内生協の総合力、ならびに日本生協連等との広域連携により、調達物資の拡充と迅速な調達が図られるものと大いに期待している。災害に強い県づくりは行政だけでは実現できない。地域にねざした活動をしている生協との連携が県民の安全の確保のため不可欠」と挨拶がありました。
冨田巖会長理事からは「生協は助けあいの組織。今回の協定を機に、行政・生協・民間と力を合わせ、組合員ならびに県民のくらしを守るため、一層の前進していきたい」と述べ、お互いにこの協定が県民のくらしの安心につながることを確認しました。
※広島ホームテレビ、中国新聞、読売新聞、朝日新聞で報道されました。
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