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広島県連の活動

「2010年度 第1回 経営セミナー」開催報告

講演される津田常務

日時:
2010年6月24日(木)15:15〜16:45
会場:
鯉城会館 5F サファイア
参加:
会員生協役職員 58名
講演:
テーマ 「おおさかパルコープの到達点と今後の課題」
 
講師 生活協同組合おおさかパルコープ
 
常務理事 津田 泰秀さん

内容:

 はじめに講師は、自己紹介と平和の取り組みについて紹介され、さらに今年の総代会で紹介した産地からのビデオレターの一部が上映されました。

 続いておおさかパルコープの歩みについて説明されました。

 91年に3つの生協が合併し、その直後の競争の価値観を部分的に導入し、「業績」「合理化」を重視した運営を行った結果、生協らしさが薄れてきたとの組合員から批判され、総代会議案が数年否決されるなど混乱が続いたこと、さらに職員の大量退職、モラル問題が発生する状態が続き、さらに96年には業務中の死亡事故も発生するという事態になったことが報告されました。

 そこで職員集団が一つにまとまるために組織風土の改革に取り組み、96〜98年に理念と考え方、「現場主導型運営」「組合員第一主義」を確立、さらにコープこうべの財務に学んで共同購入の事業割戻しを中断して剰余金を内部留保に充てて、財務構造の強化を行ったこと、共同購入や店舗の改革を行い、店舗については業態として成立させ将来の柱となる事業の転換へ見通しがついたこと、また財務については、投資を行いながらも無借金経営の財務基盤の確立されたことが報告されました。

 2010年度の課題として、基幹の共同購入事業が利用人数、世帯利用高の低迷で9年ぶりに前年割れしたことから、あらためて「買うために」組合員さんが出資してつくった組織という購買生協の原点に戻って、日常の運営改善と事業の再構築をすすめると報告されました。

 このほか、産地からのビデオレターの紹介や店舗や支所での具体的な取り組みについて紹介されました。

会場の様子
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