日時: |
2009年6月24日(水)15:15〜16:30 |
会場: |
鯉城会館 5F サファイア |
参加: |
9会員生協 53人、中四国地連1人、広島県酪農協1人、県連6人 合計61人 |
講演: |
テーマ |
「『組合員の満足』と『仕事のやり甲斐』と『生協経営』は三位一体」 |
講 師 |
生活協同組合コープみやざき理事長 亀田 高秀 様 |
|
内容: |
|
|
講師の亀田さん |
「コープみやざき」は過去10年間、経営剰余を3%前後と実績を出し続けてきたことを資料で説明され、各業態の考え方、また「コープみやざき」のめざすことと、基本的考え方について次のように説明されました。
『共同購入については、小売業の4%のシェアしかなく、組合員に要望を聞いても要望は特になく組合員から「高齢で買い物ができなくなったら、またお願いします」と言われ、子どもが小さいときや高齢になってから利用する、あるいはスーパーのないような地域でのニーズがあり、地域の福祉政策の一つとして、継続することが重要である。店舗は昔からあり中心となる業態と考えている。
「コープみやざき」の基本的考え方は、「来る人が楽しみに来る、帰る人が喜んで帰る」ように組合員に寄りそう、特に言わなくても職員の身体にしみこむような社風になることであり、これまで組織率で組織を捉えていたが、「すごい組織」と表現を変え、組合員、職員、取引先が満足を得られる組織にしたいと考えた。供給を大きくしたいとあまり考えたことはなく、世の中にない面白い組織をつくろうと考えた。』
「理事会からの感謝状」や「はがき」、店舗の「手作りPOP」など、この間の実践で組織に着実に定着し、まさに社風となってきたことをお話されました。最後に相手の立場に立つ、相手が喜ぶことをすることが大事であるとお話を結ばれました。
|