新年明けましておめでとうございます。
皆様にはお健やかに新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。平素は県内生協活動に多大なご支援ご協力を賜り、心から感謝を申し上げます。
さて、ご承知のように日本経済は戦後最長といわれた「いざなぎ景気」を超える拡大局面が続いていますが、私たちのくらしの中では実感できていないのが現実です。相次ぐ食品偽装や年金問題など少子高齢化や格差社会が進行する中で、くらしの先行き不安も高まってきているところです。こうした中で、くらしの助け合いを基本とする生協の社会的役割が、ますます大きくなってきています。
昨年は実に59年振りとなる生協法の抜本的な改正が実現しました。その過程において、この間全国の生協で取り組んできました食品の安全・安心をはじめ、自然災害に対する支援や環境、福祉活動などの具体的な取り組みが高く評価され、生協の社会的役割の重要性が再確認されてきたところです。
本年は生協法が制定されて60周年を迎えます。私達は改めて協同互助の協同組合理念に則り、組合員と役職員の協同の力を結集して、組合員のくらしに役立つ生協活動に邁進するとともに、平和で住み良い地域社会づくりをめざして、当面する諸活動に全力で取り組んで行く決意です。
今後とも皆様の一層のご協力をお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。
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