新潟県中越地震、協同の力で支援続く
〜県内の会員生協から1,600万円を超える義援金〜
新潟県中越地震について、全国の生協で被災地への支援の輪が広がっています。
発生3週間後の11月14日までに、全国の生協から派遣されたボランティアは、車両250台、人員800名を数え、その後も引越しボランティアなどが続けられています。また、全国100以上の生協で募金活動が行われています。
広島県連(12会員生協)においては、労済生協は共済を通した支援を、他11生協では、職員のボランティア派遣や組合員・役職員の募金活動を行っています。12月8日現在、お寄せいただいた義援金は1,611万円にのぼり、現在も続いています。これらは、日本赤十字社や新潟県生協連を通して、新潟県など公的な機関にお届けし、復旧に役立てていただきます。
引き続き、あたたかい協同の輪を広げていきたいと思います。
<全国の生協の取り組みは・・・>
日本生協連では、発生直後より新潟県生協連と連絡をとり、翌24日には対応体制を整え、支援物資(水2リットルボトル11,520本、携帯カイロ3,000個、カップ麺2,496個、パン24,000個、トイレットペーパー3,000個、タオル1万枚)を手配し、25日には地域生協を通して各市町村の対策本部に届けました。
24日に日本生協連医療部会が対策本部を、26日に日本生協連として復旧支援本部を立ち上げ、全国からのボランティア活動は現在も続いています。今後は、降雪ボランティアなどを行う予定です。また、医療生協では、医師・看護士派遣に取り組み、組合員と避難住民の診療・健康相談にも取り組んでいます。
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