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広島県連の活動

「第1回広島県内生協福祉学習交流会」報告

広島県生活協同組合連合会
1.日 時: 2007年1月27日(土)13:30〜16:30
2.会 場: 広島市南区地域福祉センター
3.講 師: 佛教大学 教授 鈴木 勉 さん
4.主 催: 広島県生活協同組合連合会 福祉事業推進協議会
5.参加者: 62名(中央保健生協18,広島医療生協13,福山医療生協2,生協ひろしま26,県連3)
6.内容

開会挨拶 (県連福祉事業推進協議会 代表 坂本裕 広島医療生協専務理事)
第1部 講演会(60分) 「福祉における協同組合の役割」佛教大学教授 鈴木 勉さん
第2部 交流会(70分) (職種ごとの小グループで意見交流)
第3部 まとめのつどい(20分)
閉会挨拶 (岡村信秀 県連専務理事)

 第1部の講演会では、鈴木勉さん(佛教大学 社会福祉学部教授)を講師にお迎えし、「福祉における協同組合の役割」と題してご講演いただきました。
 「生協の福祉は作業所と似ていますね」とのお話しに始まり、構成員の自立と社会参画を協同の力で実現しようとする点で作業所と通ずる生協の福祉の取り組みの意義について解説いただきました。また、現在の介護保険制度、とりわけ応益負担原則の問題点について指摘された上で、「協同組合らしさとは、利用者や働く人・ボランティアなどを客体におかず、主体者として位置づける組織構成であるはず」と、利用者とケアワーカーやボランティア、家族との「共同関係」を築く大切さを提起いただきました。

講師 鈴木勉さん
 第2部の交流会では、「ヘルパー」「サービス提供責任者」「ケアマネージャー・事業所長等」の3つの職種ごと計8つのグループにわかれ、「日頃の悩みや聞いてみたいこと」「生協らしい福祉、生協だからできること」などをテーマに意見を出し合いました。どのグループも、時間いっぱい活発に話し合われ、終了後は更に生き生きと輝いた参加者の表情が印象的でした。


交流会。悩みも笑顔で

 まとめのつどいやアンケートでは、「各生協の情報を共有できてよかった」「それぞれの生協の特色がわかった」「ヘルパー講座の共催がしたい」「生協のネットワークを作って活動していきたい」「生協らしさや利用者との共同関係を意識して、明日からの仕事に活かしたい」「次は異業種のグループでも交流してみたい」など、期待や豊富が述べられました。

交流内容を全体に報告

 県内の福祉事業に取り組む生協で、初めての合同学習交流会でした。今後につながる充実した内容となりました。

 

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