2006年5月31日、総会終了後鯉城会館にて、第1回リーダー研集会を開催しました。

　講師に、福井県民生協の藤川武夫理事長をお招きし、「福井県民生協の経営品質活動の取り組みと到達点」についてお話しいただきました。

　福井県民生協は、2000〜02年の3ヵ年連続減収の危機直面後、「組合員と地域社会からの信頼」という目標を前面に掲げ、店舗・無店舗・共済・福祉の4事業を横断的に協働化し、社会的標準としての経営品質活動を位置づけ、運営を大幅に転換。結果、福井県経営品質賞を2003・2004年度優秀賞、2005年度知事賞受賞。事業実績では2004年度総事業高175億、経常剰余金は4億4千万円と、全国的にも卓越した事業業績を達成しました。

　「競争しているのは他社ではなく組合員の意識である」など、協同組合の本質・根本を見失うことなく、客観的評価に挑戦するプロとしてのありようについて、参加した県連役員・会員生協役職員・組合員リーダー90人からも「大いに刺激を受け奮起させられた」との感想が寄せられました。