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広島県連の活動

2006年新春学習交流会 開催〜「おたがいさまいずも」の活動に学びました〜

1.日 時:2006年1月12日(木) 10:00 〜13:30
2.会 場:鯉城会館(広島市中区基町)
3.参加者:役職員・組合員リーダー 約100名
4.プログラム: (1)式典
(2)記念講演「『おたがいさまいずも』の現状と課題 」
  野津久美子さん(生協しまね副理事長)
  木佐ふじ子さん(おたがいさまいずも代表)
(3)交流会

5.ご来賓(敬称略)

 広島県環境生活部 吉村幸子部長、JA広島中央会 黒木義昭専務理事、広島県労働者福祉協議会 池田信義会長、日本生協連合会中四国地連 小熊竹彦事務局長

6.内容

第1部 式典:
 主催者挨拶(冨田巖会長理事)に引き続き、ご来賓の広島県環境生活部吉村部長より、今冬の過去にない大雪被害状況や、昨今の消費者被害の深刻な状況などのお話があり、「県民相互の助け合いがますます必要となっており、生協への期待は大きい」とご挨拶いただきました。また、JA広島中央会黒木専務理事からは米国・カナダ産牛肉の輸入再開についての問題意識と協同組合連携について、県労福協池田会長からは新規福祉事業の取り組みについて、日生協中四国地連小熊事務局長からは全国生協の福祉活動の状況と広島の先進的な取り組みについて、それぞれお話しいただき、生協への期待と激励の言葉をいただきました。

第2部 記念講演:
 「『おたがいさまいずも』の現状と課題」と題し、組合員相互の助け合い(有償ボランティア)活動の立ち上げから3年の報告がありました。
 支所単位での手挙げ方式のスタートと自主運営、会費制や活動の規制は設けない活動形態の紹介にはじまり、困りごとを受け入れ共感的に理解することで組合員の「くらし」とニーズが見えてきたこと、生協しまね本体も活性化し良い影響を感じていることなど、応援者も利用者もおたがいに元気になれる活動の様子が生き生きと語られました。
 「おたがいさまの活動を通じて、生協のことが家庭の団欒の話題にのぼることがうれしい。『私の生協』と思えるきっかけになればと思う。」と話され、"助け合い"や"福祉"という言葉以上に"つながりづくり"という言葉が頻繁に使われていたのが印象的でした。

講師の野津さん(右)と木佐さん(左) 例年より2割多い参加で会場はいっぱい

第3部交流会:
 講演後の交流会で参加者は、講師の野津さんと木佐さんを個々にたずねて質問したり、他生協との情報交換を行ったりしました。県連加盟後初めての新春を迎えたコープCSネットの紹介や、中郷顧問の藍綬褒章受賞のお知らせなどもあり、田頭副会長理事の閉会挨拶で和やかな雰囲気のうちに会を終了しました。

 

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