広島県生活協同組合連合会
核兵器禁止条約の発効が2021年1月22日だったことを機に、2か月ごとの22日、被爆者7団体(韓国原爆被害者対策特別委員会、広島県朝鮮人被爆者協議会、広島県原爆被害者団体協議会、一般財団法人広島市原爆被害者協議会、広島県原爆被害者団体協議会、広島県労働組合会議被爆者団体連絡協議会、広島被爆者団体連絡会議)で「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名」行動を広島平和記念公園(元安橋付近)で行っており、7団体が条約発効時から始めた署名は約55万筆が集まっています。(広島県生協連は事務局として協力しています。)
核兵器禁止条約発効から3年となった1月22日は冒頭に(公財)広島平和文化センター香川剛廣理事長から激励の挨拶があり、県内外、海外の方も含め、多くの人が平和記念公園に溢れており、約30分間で69名の署名が集まりました。
広島県原爆被害者団体協議会 箕牧智之理事長から「日本とアメリカがともに条約を批准したら世界は大きく変わる」と街頭の方へ呼びかけられ、もう一つの広島県原爆被害者団体協議会 佐久間邦彦理事長から「二度と原爆投下が行われないためには、一人一人の力が必要」と訴えられました。
東京から来られた方は「子供たちのためにも核兵器を無くしたい」、福岡から来られた方は「二度と戦争のない平和な世界になってほしい」という声をいただき、街頭署名に取り組んだ全員がとても励まされた一日となりました。
ロシアのウクライナへの侵攻や中東のガザ地区での戦闘が続く中、世界が軍拡に舵を切ろうとしている今日、「軍拡、核抑止論には人類の未来はない」ということを1人でも多くの市民に呼びかけ、唯一の戦争被爆国である日本が核兵器禁止条約の署名・批准を行い、核兵器廃絶の先頭に立って国際社会にその役割が果たせるよう、粘り強く活動を続けていきます。
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<横断幕を持って市民に訴えました> |
<広島平和文化センター
香川理事長からご挨拶> |
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<69名の方に署名をいただきました。> |
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