8月4日〜5日の2日間、広島県生協連は日本生協連と共催で「2023ピースアクション in ヒロシマ」を開催しました。
今年は「未来につなぐヒロシマの心 〜被爆78年戦争も核兵器もない世界を〜」をテーマに、78年前のきのこ雲の下での出来事、被爆者の想いを学び、世界情勢が大きく変化する中、改めて平和の尊さに想いを馳せ「戦争も核兵器もない平和な世界」の実現に向けて世代を越えて交流しました。全国の生協や団体などで取り組んでいる平和の活動や、被爆の実相や被爆者の思いを継承する次世代の若者の取り組みを紹介しました。
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ぞうれっしゃがやってきた:
虹のひろば合唱団 |
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被爆の証言をする廣中正樹さん |
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安田女子大学・高校の
大書パフォーマンス |
4日から分科会が始まり、5日午後、4年ぶりに広島県立総合体育館グリーンアリーナで「虹のひろば」を開催し、全国から多くの生協や団体、約800人が参加しました。
第1部「虹のステージ」主催者挨拶の後、広島市松井一實市長、長崎市鈴木史郎市長(ビデオメッセージ)から来賓のご挨拶をいただきました。オープニングは虹のひろば合唱団、約100名による合唱構成「ぞうれっしゃがやってきた」。指揮は作曲者の藤村記一郎先生、松井市長も参加いただき、広島市杉並台幼稚園の園児、卒園児も参加し、一緒に約30分平和を祈り熱唱しました。
被爆体験を広島平和文化センター被爆体験証言者の廣中正樹さんに被爆証言と核兵器廃絶に向けての想いを話して頂きました。また、廣中さんの証言を聞き、「原爆の絵」を基町高校の生徒さんが制作された想いなどをお聞きしました。
続いて広島県内の高校生、大学生からの平和へのメッセージを崇徳高等学校新聞部、G7広島サミット取材特別編成班より報告がありました。また、広島市立大学ヒロシマ・ヤング・ピース・ビルダーズの皆さんから平和の朗読劇をお聞きしました。
第2部「みんなのひろば」では、安田女子大学・高等学校、書道部による「大書パフォーマンス」に参加者は引き込まれました。また、全国や県内の生協から多くの出展があり、行政からは広島県平和推進プロジェクト・チーム、平和首長会議(広島平和文化センター)が出展し、参加した全国の生協の仲間と交流しました。
フィナーレは、「生協ひろしま虹のコーラス・福山医療生協虹のコーラス」が「青い空は」を平和への想いを込めて歌いました。
来年、またここでお会いすることを約束して幕を閉じました。 |