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広島県連の活動

核兵器廃絶に向けて市民団体が結集!

2021「戦争も核兵器もない平和な世界を」市民の集いオンライン開催

 

 広島県生協連は、5月26日、2つの広島県原爆被害者団体協議会、広島YMCA、広島県地域女性団体連絡協議会、広島県青年連合会の6つの平和団体が、2021「戦争も核兵器もない平和な世界を」市民の集いを開催しました。この集いは11年前から毎年開催しているものです。

 会場の広島平和公園に隣接する「おりづるタワー」に、被爆者や生協、市民団体の関係者が集まり、オンラインで4名の首長はじめとした自治体関係者、広島県外の生協組合員、役職員、6団体の会員など約130人が参加しました。

 はじめに、来賓の湯ア広島県知事より(緊急事態宣言下のためビデオメッセージ)、核兵器廃絶に向けて、市民の活動が不可欠であり、期待を込めたメッセージをいただきました。続いて、(公財)広島平和文化センター小泉崇理事長の特別講演では、世界に13,000発以上の核弾頭が存在する現状に触れ、「核兵器禁止条約が今年1月発効したが、核保有国は参加しておらず、すぐに核廃絶が実現するわけではない。市民社会の取り組みを強めて為政者の政策転換や国際世論の喚起につなげていくことが重要だ。」と訴えられました。続いて、若者の活動報告として、NPO法人ピースカルチャービレッジ(PCV)のメアリー・ポピオさんから、ミッションは「@平和文化への気づきを促すA次世代のピースリーダー育成B平和をつくる仕事を創る。」と報告がありました。若い世代のグローバルな活動に参加者からは賞賛の声があがりました。他に二人(佐久間邦彦広島県被団協理事長、草野みどり広島県生協連理事)の活動報告がありました。

 最後に、「日本政府や核兵器保有国に核兵器禁止条約への批准を求めること」や、「NPT再検討会議などに向けて核兵器廃絶への機運を高めること」を盛り込んだアピール文を採択しました。広島県被団協の箕牧智之理事長代行は、「被爆者は高齢化しているので若い人たちに平和への機運を高める活動を行って欲しい。」と話し、「戦争も核兵器もない平和な世界」の実現に向けて、市民レベルで行う平和活動を強化して、市民の世論形成を高めていくことを確認しました。

2021「戦争も核兵器もない平和な世界を」市民の集い アピール【PDF:108KB】

<湯ア広島県知事> <岡村広島県生協連会長>
<小泉崇広島平和
文化センター理事長>
<メアリー・ポピオさん> <佐久間広島県
被団協理事長>
<草野広島県生協連理事> <箕牧広島県被団協理事長代行>
<オンラインで参加の皆さん>
 
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