ヒバクシャ国際署名広島県推進連絡会
広島県生協連が事務局を務めるヒバクシャ国際署名広島県推進連絡会は、11月24日、元安橋にて街頭署名に取り組みました。
今回で13回目となった街頭署名は、ヒバクシャ国際署名に賛同する81団体・個人から、両広島県被団協はじめ18団体50名が参加し、今までで最も多い442筆の署名が集まりました。松井一實広島市長、下崎正浩広島県地域政策局総括官にもご参加いただき、松井市長は参加者への労いの言葉と核兵器禁止条約を実効性あるものにするために会話をする場が重要と述べられました。広島県被団協の箕牧智之理事長代行は、条約が発効されることは一歩前進。核兵器廃絶を願い、行動を起こすことを呼びかけました。
広島県内の署名数は、9月末時点で819,450筆。今年度は、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から街頭署名を休止していましたが、核兵器禁止条約が来年1月に発効となることから、核保有国や核の傘の下、禁止条約に参加していない国へ参加を求める市民の声を高めるためにも実施しました。ヒバクシャ国際署名は12月末で終了しますが、新たなステップに踏み出し、日本政府に条約への参加、批准を求めることを被爆地広島から発信していくことを検討しています。
コロナ禍で広島平和公園を訪れる方が減っていましたが、この日は増えつつある修学旅行生や外国からの観光客から署名をいただき、またマスコミ各社(テレビ局5社、新聞社4社)からも取り上げていただいて、市民へアピールすることができました。
今回の署名は、新型コロナウイルス感染症対策として、参加者は消毒しながら、マスク、フェイスシールド、使い捨て手袋を着用し、ボールペンは署名者に持ち帰っていただきました。
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<左から広島県生協連岡村会長、松井市長、広島県被団協佐久間理事長、下崎統括官、広島県被団協箕牧理事長代行> |
<署名の様子> |
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