広島県生活協同組合連合会
国連では、毎年9月21日を「国際平和デー」と定め、世界の停戦と非暴力の日としてこの日一日敵対行為をやめるよう呼び掛けています。
その記念行事(広島平和文化センター主催)に2つの広島県原爆被害者団体協議会と平和活動に取り組む高校生(広島女学院中学高等学校)、国連ユニタール広島、広島県生協連が参加。原爆死没者慰霊碑に献花を行った後、「2020年までの核兵器廃絶を!」という平和首長会議の横断幕を掲げ、黙とうを捧げるとともに、「平和の鐘」を鳴らし(広島県生協連が打鐘)、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現を祈念しました。2012年から続く行事で県連は2013年から参加しています。
広島平和文化センター小泉崇理事長からは、2017年に国連で採択された核兵器禁止条約を批准した国・地域が44(9月22日に1増え45)を数え、条約発効に必要な50カ国・地域まで残り6(5)に迫っていることに触れ、「国際的に核兵器が絶対悪とみなされることの意義は大きい。国際平和デーを契機に、機運を高めていきたい。」と挨拶がありました。
広島県被団協箕牧智之理事長代行は、「ここには31万人の方が亡くなっているという事実があるので、心を込めてお参りさせていただいた。条約が発効すれば、世界は大きく廃絶に向けて動くはずだ。被爆者が負わされた受け入れがたい苦しみをわかってほしい。」と思いを語られました。
広島県生協連は、今後も広島市(広島平和文化センター)の取り組みに協力し、連携を大切にして、核兵器廃絶を訴えていきます。
<慰霊碑前で平和首長会議の横断幕を掲げました。>
<平和の鐘を打鐘>
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