5月25日(金)、合人社ウェンディひと・まちプラザにおいて、2018「平和活動キックオフ集会」を開催しました。例年、春に開催していました『「戦争も核兵器もない平和な世界を」市民の集い』は、NPT(核不拡散条約)再検討会議第2回準備委員会や米朝会談等、情勢も読みづらい時期であることから、秋に開催することとしました。
今回の集会は準備期間が短かったこともあり、広く行政には呼びかけず、(公財)広島平和文化センター・友誼団体・生協の組合員や役職員、約70名が参加して開催しました。
主催者挨拶では、岡村会長理事より、昨年の広島県生協連創立50周年を踏まえて被爆73年たって感じる核兵器廃絶への思いに触れ挨拶しました。
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広島平和文化センター
岩崎常務理事 |
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ヒバクシャ国際署名広島県推進連絡会
前田事務局長 |
情勢報告では、(公財)広島平和文化センター岩崎常務理事より核兵器を取り巻く現状・リスク、NPT(核不拡散条約)再検討会議第2回準備委員会において、松井広島市長が世界各国の代表者と交流したことや、国連での各国政府への働きかけなどの平和首長会議の取り組み報告があり、2020年に向けてさらに活動を活発化させたいと報告いただきました。
当生協連が事務局をしているヒバクシャ国際署名広島県推進連絡会前田事務局長(広島県原爆被害者団体協議会事務局長)よりヒバクシャ国際署名広島県推進連絡会発足と当生協連に事務局を依頼した経緯、この間の取り組みと今後の取り組みについて報告いただきました。
続いて、岩永組織平和委員より、昨年の振返り、ヒバクシャ国際署名の取り組みの報告や2018市民平和行進の日程、2018ピースアクションinヒロシマの概要について報告しました。
さらに、2018ピースアクションinヒロシマへの参加を呼びかけるために、この間「みんなのひろば」に参加していただいている2つの団体の取り組みを紹介しました。
一つは、広島県立福山工業高校が製作した細工町のVRを上映、もう一つは、安田女子大学文学部書道学科より田中凛子さんに登壇いただき、虹のひろばでの大書パフォーマンス、県外出身の学生との平和交流について報告いただきました。
閉会の挨拶では、高田専務理事より、「過去の原爆投下のつらい話が明るい未来へ繋がるよう、是非2018ピースアクションinヒロシマにご来場いただき、核兵器廃絶に向けて一緒に頑張りましょう」と呼びかけ、閉会しました。
参加者からは、「パワーポイントで丁寧に説明をされてよくわかった」「前向きな活動報告を聞けて良かった」「被爆者の方と生協とのつながりの始まりがわかった」の声がありました。
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安田女子大学 田中凛子さん |
会場の様子 |
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