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広島県連の活動

〜被爆70年、核の歴史と次世代へのアプローチ〜平和学習交流会を開催

国際協同組合年(IYC)特別研究会

 
▲長崎大学核兵器廃絶研究センター准教授 中村桂子先生

 1月18日(月)広島県総合体育館グリーンアリーナ中会議室において、広島県生協連が事務局をつとめる広島県協同組合連絡協議会IYC特別研究会の平和学習会を開催しました。学習会には、会員生協役職員だけでなく、JA広島中央会などの協同組合や広島平和文化センター、広島県被団協、及び一般の方など90名が参加しました。

 第1部の記念講演は「被爆70年、核の歴史と次世代へのアプローチ」をテーマに、長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)の准教授中村桂子先生にご講演をいただきました。

 講演では、長崎大学核兵器廃絶研究センターの主な活動である、1核兵器廃絶に役立つ調査・研究・情報発信2核兵器のない世界を担う、次世代の人材育成3核兵器に依存しない安全保障体制への具体的な政策提言の3つの活動の中から、次世代を担う学生が核兵器廃絶にどう向き合い、どんな活動をしているのか、またそこから見えてきた次世代へのアプローチについてお話をいただきました。

 第2部の平和フォーラムでは、行政(広島市)、NGO、生協の平和の取組みを共有し、今後市民レベルが平和活動を進めるうえで大切な事を交流しました。参加者からは、「核兵器を取り巻く世界情勢、過去の歴史を学ぶ場の大切さ」、「一人ひとりの平和への思い、プロセスが世界を動かす力に変わっていくこと」「世論の力が核兵器廃絶を手繰り寄せる大きな力になる」など、次世代へのアプローチを考え、これからの活動に生かしたいなどの感想を多くいただきました。

 2012年より開催してきた協同組合間連帯による平和研究会では、今年度が最終年度となりますが、引き続き構成団体が取り組んでいる活動について情報交換を行いながら、行政や県内NPO・NGOと連携し、戦争も核兵器もない平和な世界へ向けた活動を行ってまいります。

 
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