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広島県連の活動

生協の平和活動

戦後、日本生活協同組合連合会結成にあたり、平和こそが豊かな暮らしと生協運動の発展の基となることを確認し、「平和とよりよき生活のために」をスローガンとすることを決め、様々な平和の取り組みを続けています。

ピースアクションinヒロシマ開催

 
ピースアクション2011

 日本生協連合会と広島県生協連合会主催で、全国の平和の活動と願いを広島に持ち寄る「ピースアクションinヒロシマ」は、「継承と創造〜ヒロシマから平和な未来を築こう!〜」をテーマに、8月4〜6日まで開催し、3日間でのべ約1,700人が参加しました。

メイン企画

ヒロシマ 虹のひろば 8月5日 広島県立総合体育館 グリーンアリーナ

〜通算33回目の虹のひろば、64生協・1,000人が参加〜

 前半の式典「虹のステージ」では、主催者挨拶の後、松井一實広島市長にご挨拶を頂戴し、広島県連が全国生協にも呼びかけ取り組んでいる「核兵器禁止条約の早期締結を求める」署名(平和市長会議提唱)へのお礼と期待のメッセージもいただきました。被爆証言では、悲惨な実相を語られた後に「平和とは生きる喜びを感じられること」と締めくくられた江種さんのメッセージに、客席から大きな拍手が起こりました。

 後半「みんなのひろば」は、ブース出展(29全国県内生協他団体)や主催者企画コーナーに、それぞれ自由に参加できるフェスティバル形式。「2020ビジョン」コーナーでは、オリジナル紙芝居とクイズで世界情勢を楽しく学び、署名コーナーでは188筆のご協力をいただきました。そして、今年の目玉企画は「オリヅル・プロジェクション」コーナー(生協ひろしま企画・広島市立大学協力)。高さ3メートルの「卵」オブジェの中で、「折り鶴と私の大切なもの」をテーマに組合員からの553点の写真が上映され、学新しい感覚で平和をアートで表現しました。また、「東日本大震災」関連展示や被災地生協への寄せ書きコーナーには多くの人が積極的に参加。寄せ書きは被災3参加生協に贈呈し、生協らしいつながりとあたたかさを感じました。

 今年は、東日本大震災の影響もあり、広島県外の参加者は120人減りましたが、その分、県内参加が増え、子ども、大学生、親・祖父母世代まで幅広い参加のもと、笑顔と活気あふれる約3時間となりました。

プログラム

虹のステージ

  • オープニング(佐々木祐滋さん)
  • 主催者挨拶(浅田克巳日本生協連会長)
  • 広島市長ご挨拶(松井一實広島市長)
  • 被爆の証言(江種祐司さん)

みんなのひろば

東日本大震災被災地生協への寄せ書き贈呈

フィナーレ・合唱

前半・式典 「虹のステージ」

<オープニング・佐々木祐司さん>

「原爆の子の像」モデル・佐々木禎子さんの甥。

NHK紅白歌合戦での「INORI」は祐滋さんの曲。

<松井一實広島市長ご挨拶> <被爆の証言・江種祐司さん>
「被爆の実相を伝えることが年々難しくなるが、地道な活動を続けなければならい」と松井広島市長。 8月6日の足取りを、手作りの地図で示しながら、光景を語られる江種さん。思わず息をのむほどの惨状のお話し。

フィナーレ・合唱

<フィナーレ・虹のひろば合唱団>

戦後、唯一象が生き残った東山動物園へ、子どもたちのため特別仕立ての列車が走った実話からの合唱組曲「ぞうれっしゃがやってきた」。

命をいつくしむ心と平和のメッセージを、160人が元気いっぱい届けました。

後半・フリー参加 「みんなのひろば」

<オリヅル・プロジェクション>

広島市立大学・芸術学部の学生さんたちが制作した、高さ3Mの「卵」のオブジェ。

中では、組合員から寄せられた写真553点が次々に上映。

<2020ビジョン・コーナー>

2020ビジョンや核兵器について紙芝居で学んだら、署名コーナーへ。

<平和Bigカルタ> <被災地生協へ寄せ書き贈呈>

ひざをつきあわせる子どもたちの姿は微笑ましく、平和を象徴しているよう。

みやぎ生協、いわて生協、いばらきコープの皆さんへ、参加者の寄書きをステージで贈呈。

分科会

8月4・5・6日

碑めぐり、被爆の証言を中心に、「サダコと折り鶴の話」「しげるくんと“まっ黒なお弁当”」など15の多彩な企画でのべ670人が学びあいました。

碑めぐり〜広島城コース>

広島城コースは初めての企画。軍都廣島からヒロシマの歴史をたどりました。

被爆の証言〜感じたことを“2015年に届く”手紙に書こう>

映像等も使い実相を語られる米田進さん。参加者は、聞いて感じたことを次回NPT再検討会議開催年の「2015年」に届くハガキに書きました。(マスコミにも取り上げられました)

アニメと被爆の証言〜子どもたちに伝えたい、8月6日と、今の核兵器のこと>

アニメ「太陽をなくした日」を見た後、沢田昭二さん(名古屋大学名誉教授)の、被爆体験と核兵器についてのお話しを、子どもたちも真剣に聞きました。

 
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