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広島県連の活動

沖縄の平和問題(辺野古等、基地問題)と子どもの貧困問題について視察

2016年度トップケーススタディ研修(広島県生協連創立50周年記念プレ企画)

 広島県生協連は、10月14〜15日、会員生協のトップ層を対象にしたトップケーススタディ研修を開催、沖縄県の平和問題(基地問題)と子どもの貧困問題について視察研修を行いました。

<コープ首里にて、コープおきなわの組合員さんと研修参加者>

 子どもの貧困問題については、現在、国内の子ども貧困率は16.3%(沖縄県は29.9%)、過去最悪を更新し続けています。「わくわくクッキングレストラン」(沖縄県内では「子ども食堂」の名称を使用しない流れ。参加者=貧困者とのイメージがついてしまい問題が発生する現状にあります)を組合員活動としていち早く取り組んだコープおきなわ首里店を訪問。2016年4月から毎月第4土曜日に開催。ブロック理事さんと2人の組合員さんが始めた取り組みで、誰もが思っていてもできないこと、最初にやる勇気、その熱意とそれを受け入れるコープおきなわさんの姿勢に共感しました。この場所が、単なる「ごはんを食べさせてもらえる場」ではなく、「自分でごはんを選び作り食べられる食実践の場」、「心休まる場」、「子ども達の居場所」として、また、将来の生協組合員を育てるという視点にも驚き、姿勢に学び、取り組みに学びました。

<キャンプ・シュワブゲート前の反対住民の「見張り小屋」>

 次に、平和問題(基地問題)について、辺野古基地周辺(キャンプ・シュワブゲート前、テント村)、普天間基地周辺(嘉数台公園)を視察。移動中にコ−プおきなわ平和担当の東江さんより沖縄戦から、基地問題の現状、情勢をレクチャーいただきました。

 沖縄には、全国の米軍基地の74%が集中しています。人々の生活もその中であります。歴史をたどると中国文化が入った琉球王国が、日本とアメリカとの争いの中で、人としての生活を奪われているのが分かります。

 広島で被爆の実相を伝え、核兵器廃絶に向けて力を入れているのと同じく、沖縄の実態を知り、戦争や憲法ということについて真剣に向き合い、国際的な平和を願う努力をしなければなりません。沖縄県生協連の具志会長理事も「オール沖縄」だけでなく、広島長崎も含め、「オールジャパン」でこれらの問題に取り組まなければと、熱く語ってくれました。

<オスプレイが駐機する普天間基地>

 実際にこの目で耳で足で沖縄を学び、首里城を見学し、基地問題だけでなく戦前の沖縄の文化に触れ、沖縄以外では報道されていないことや、現地に行かなければわからないこと、沖縄県民の怒り、思いの一端に触れることができ、刺激を受けました。さらに平和への思いは大きくなりました。人は、記憶が薄れ、忘れる生き物、こうして学ぶことが必要と思いました。

 今回の企画は、鳥取県生協連さんと合同企画で実施しました。

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