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広島県連の活動

広島県で初めて開催しました。
「わがまち減災MAPシミュレーション」

講師の水島重光さん
ちばコープ災害担当

 2008年6月3日(火)に広島県生協連主催でコープぼうさい塾「わがまち減災MAPシミュレーション」を開催しました。

 広島県で初めての取り組みで、今後地域に広げていくためのファシリテーター養成と位置付け、会員生協の組合員のリーダー、役職員が67名参加したほか、今回は広島県、広島市にも呼び掛け、広島県から3名、広島市から22名と多くの行政の防災の担当者の参加があり、全体で92名の参加でした。

 阪神淡路大震災のDVD上映、そして減災の知識の説明があり、参加者全員が家族との連絡方法や地震が起きたときの行動、家具の固定などあらためて考えさせられました。

 次は、各グループでのMAPづくりです。病院や避難所、友人の自宅、障害者の家などに印をつけましたが、自分の地域で知らないことが多いことに気づかされます。次にシミュレーションです。自宅と想定した場所から避難しますが、つい自分が避難することだけを考えてしまいます。「友達や寝たきりの人は?自分だけ逃げていいのですか」と水島さんの指摘で皆ハッとしました。救急車の台数も広島市113万人の人口で42台しかない状況で、いかに共助が大事か、あらためて考えさせられます。

 みなさん楽しく作業を進めながら、日ごろから準備をしておくことが大事であること、家族、地域とコミュニケーションを取る大切さを実感しました。

会場の様子:みなさん真剣です。

 終了後、参加者のほとんどの方にアンケートを提出いただきました。

 会員生協の組合員からは、ママ友とやりたい、地域でぜひ広めたい、家族で話し合いたいという意見が多く出され、役職員からは店舗など地域における各事業所の役割は大きく、各事業所においてまずMAPシミュレーションをしたいと今後の活動に活かす意気込みが感じられる回答でした。

 また、広島県や広島市の方からは、今後の活動に活かせると、感謝の声が寄せられました。次のような感想も寄せられています。

 「現場活動が長く、助けることに関して知識はいくらかあると思っていますが、『減災』、一人ではなく、多くの人たちを助ける手段を考えていくことについては、今度の『ぼうさい塾』で本当に知識を持っていないのだなということを思い知らされました」

 「業務以外に公益的事業に精力的に取り組まれるみなさんを見て深く感動した」

 消防署の防災に携わる方たちからは、コープの取り組みをぜひ広報したいとのお話もいただき今後地域に広がる条件ができてきたようです。

 今回の「ぼうさい塾」を機会に、ぜひ広島県内に広げていきたいと思います。今回、行政のみなさんの協力も得られる条件もできましたので、生協がけん引役となって、地域のみなさんと一緒にMAPシミュレーションを展開していきたいと思います。

 

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