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広島県連の活動

3月2日、広島県生協連は在日ロシア連邦大使館(プーチン大統領宛て)に
ウクライナ侵攻に対する抗議文を送付しました。

 
広生協連発第2021-075号
2022年3月2日
 
ロシア連邦
ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン大統領閣下
 

ロシア軍によるウクライナ侵攻に厳重に抗議します

 

 2022年2月24日、貴国がウクライナに対し軍事侵攻をおこなったことに厳重に抗議します。

 また、24日の貴国におけるテレビ演説において「ロシアは最強の核保有国の1つだ。ロシアへの直接攻撃は、敗北と壊滅的な結果をもたらすことは間違いない」と核兵器の使用もちらつかせたことは、人類初の核兵器の犠牲になった被爆地ヒロシマで活動する私たちは決して容認できるものではなく、強い憤りを感じざるを得ません。

 1945年8月6日、第二次世界大戦の最中「戦争を早期に終了させる」という飾られた言葉を理由にヒロシマに原爆が投下され、1945年12月までに13〜15万人の尊い命が失われたばかりか、残された被爆者は後遺症や差別に苦しみ、被爆二世においてもその影響が出るなど、その苦しみは77年が経過した現在においても続いています。

 また、“国民の総意”ではなく一部の指導者の想いから今回の戦争が引き起こされたことは、貴国においても多く市民が「反戦のメッセージ」を発信し、抗議デモが行われていることでも明白なこととなっています。貴国は、その多くの国民の想いを踏みにじるばかりか、人間として当たり前の行動を抑圧するなど、民主主義に反する暴挙を繰り返しており、全世界から非難される状況となっています。

 人類初の核兵器の犠牲になった被爆地ヒロシマで活動する私たちは、次世代に平和で豊かな地球を維持してバトンを渡す義務と責任があると思っています。そのためには、人類の生存そのものを脅かす戦争や核兵器ではなく、他者に配慮した誠実な対話を前提とした取り組みを進めるべきだと考えています。ロシア連邦大統領閣下には、人道的立場に立った「人類全体の安全保障」にもとづく平和外交をねばり強くやっていただき、平和な社会の実現に向けてリーダーシップをとっていただくことを強く願います。

広島県生活協同組合連合会

 
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